60分だけ、
静かな時間を味わうためのミズナラ。
300個だけ。
先行案内は公式LINEにて。



現代は、便利すぎる。
割れない。漏れない。洗いやすい。
でもそれは、本当に“豊かさ”だろうか。
ウイスキーは本来、もっと手間のかかる時間だったはずだ。
それでも、この仕様は変えなかった。
「世話をする時間」こそが、豊かだから。

ミズナラは、生きている。
グラスのように完成された道具ではない。
育てる素材だ。
手入れをすれば艶が増す。
使うほど香りが深まる。
これは、器ではない。
時間を育てる装置だ。

50年では、まだ細い。
厚みのあるミズナラだけを、削り出す。

ミズナラ。
ジャパニーズオークと呼ばれる木。
あの名だたる蒸溜所も、この木を選ぶ。
静かな一杯に、森の香りが立ち上がる。


樽の余韻を、口元で。
鼻を近づけると、
ほのかに甘いミズナラの香りが立ち上がる。
長く置いておく器ではない。
その一杯に、集中する。
ゆっくり香りを感じ、
最良の瞬間に飲み干す。
その時間こそ、贅沢だ。

手をかけるほど艶が増す。
使うほど、香りが深まる。
器は、少しずつ変わっていく。
それはまるで、
時間を重ねる樽のように。


3年の乾燥が、香りを深める。
100年育ち、
さらに3年眠る。
時間を重ねた木だけが、
深い余韻を生む。

万人に届くものではない。
100年育ったミズナラを、
自分の夜に迎える。
その価値を理解できる方へ。

ゆっくりと育った木目が、
静かな存在感を生む。
一口目から、木の余韻が立ち上がる。


内部まで水分を抜き、
割れにくく、香りを深める。

内部を焦がすことで、
樽で熟成させたような
深いウッディな余韻を生む。
100年育ち、3年乾燥。
ゆっくり整えた素材だからこそ、
長く静かに寄り添う。


職人の手作業で仕上げるため、
木目も表情もすべて異なる。
同じものは、二度と生まれない。

正直に言います。このタンブラーは不便です。
1時間以上入れると滲む
蜜蝋を塗らないと割れる
毎回手入れが必要

普通なら、商品化しません。
それでも私たちは、このまま販売します。
なぜなら
この手間こそが、
ウイスキーの時間を豊かにするから。
便利な道具では、記憶は残らない。
手間のかかる道具だけが、愛着になる。
育てるミズナラだ。
この不便さを楽しめる方にだけ、届けたい。
滲みも、個性。
その余韻を受け止めるための、
もうひとつのミズナラ。

数量は、300。
同じ木目は二度と生まれない。
あなただけの一客を。
便利さを求める方には、向いていない。
この不便さを愛せる方へ。

